読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Kai Hajimeのおすそわけ

脱社畜!子育てサラリーマンのInputとOutputをおすそわけ

結局着地点は下ネタかよ!? 人生の悩みを笑って解決 ちょっと変わった自己啓発本がおすすめ!

ここ最近子どもたちと「死ぬって何?」について話したり、本を読んだり、なにかと「死」に触れることが多かった。

 

昨年の11月に祖母、今年の春に友人の死を経験してからしばらくは「死」なんて滅多に考えることはなかったが、子どもたちと話してるうちに僕自身「死ぬって何?」とよく考えるようになった。

 

そして先日、死ぬと言えば、、、と思い本棚を物色しているとある本と目が合った。

 

f:id:kaihajime:20161110103535j:plain

 

ずいぶん前に読んだ「どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか みうらじゅん/リリー・フランキー」だった。

 

当時はなぜこの本を読もうと思ったのか思い出せないし、さほど印象にも残ってないがとりあえずパラパラめくってみた。

 

読んだことがある人はこの「どうやらオレたち」がどのような内容かはご存知だと思うが、そりゃ〜エライふざけた内容である。

せっかく子どもたちと真剣に「死」について語り会った直後に読む本ではない。

瀬戸内寂聴(もっていないが)なんかを読んでもっと「死」とはなにか?「生きるとは何か?」を掘り下げるべきなのかもしれない、、、

しかし、ふと気がついたらこの本を手に取り読みふけってしまった。

 

決して真面目に読んではいけない本

とにかく軽薄でおふざけが過ぎるオッサン二人が、居酒屋や箱根の旅館で呑みながら「人生」「人間関係」「仕事」「生と死」についてとめどなく語りあっている。

時に核心をついているようで、行き着く先はやっぱり「性」! 下ネタへとたどり着く。

 

とは言え、終始ふざけた会話が展開されながらも、妙に納得してしまう「的を得た決めゼリフ」が随所に出てくる。

 

今回は、「どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか」から「なんだかんだ言って良いこと言うじゃない」と感じた決めゼリフをいくつかピックアップしてみた。

 

少々ネタバレになるかもしれないが、前後の文脈を読み、その流れあってからこそ理解できる(笑える)内容なので問題ないと思う。

「最近ちょっと考え過ぎだな」と力み気味の人に、息抜きついでに読んで欲しい。

 

以下、M:みうらじゅん L:リリー・フランキー

 

 

不安とは?

M未来の話をどんなに頭を使って考えても、全部は当たってないんだってことを学校で教わってないから、ついつい悩んじゃうだよね。予想できることで、一つだけ当たっていることは、「いずれ死ぬ」ってこととだけだからね。とりあえず、それだけを不安に思っておけばいいですよ。しなくてもいい予想で不安になることが一番のムダだから、一生懸命考えないことにしないと。脳は昔から心配性だから、それに付き合ってるとロクな目にあわないよね。

 

L人生を逆算すれば、「不安」よりも「すべきこと」が見えてくるはず

 

文中「将来のことを考えて、今、これをしておくべきだ」っていうヤツに対して、「その通りにはならねえよって」。

その通りなるかどうかもわからないことで不安ばかり抱えること、先のことを予測し過ぎることは、男のロマンからすれば一番夢がないこと。ロマンと計画は違う!

とリリー・フランキー氏言い切っている。

 

 

知識とは?

M知識って、そもそも悩みを解消するために役立てる道具なのにね。

 

M知識だけでは本当にそのジャンルのことを好きなヤツには勝てないもん。知識だけではプロにはなれないからね。

 

Lサンドウィッチの語源なんて知ってて、何の役に立つんだって思う。それより、旨いサンドウィッチを作れるほうがいい。

 

Lパンティの語源が実は伯爵の名前だったら勃たないっすね(笑)。本当でも知りたくない。知識というのは単なる情報だから、自分で摂取する情報をちゃんと選ばないと。自分のためにこの情報は得るべきじゃないと思うものをちゃんと判断して、時にはシャットアウトできる人が、いわゆるインテリでしょ。

 

伝家の宝刀、下ネタで着地!

 

 

自己表現とは?

L何かを作るとき、あるいは仕事をしているときでも、すべての人が発明しようとしてるけど、発明なんてできるわけないじゃないですか。今ないものなんてできるわけがない。だけど、傍から見て気持ち悪いことでも、そのままやらせ続けたらどうにかなるっていう。つまり、発明じゃなくて、みうらさんみたいに継続することで何かができるわけですよ。

 

Mどんなジャンルでも新しいことって、もう出尽くしてるんだよ。だけど、若いころはそればっかり探すでしょ。本当は、そこで何年やり続けるかに意味があるのにね。

 

どんな啓発本でも出てくる真理。

継続は力なり!

 

 

それで結局、仕事とは?

M仕事は人生の本業ではなく、あくまでも生きる手段である。

 

L農家の人は、もともと「仕事」と「生業」を分けて考えるんですって。例えば、米をつくったり野菜を作ったりするのは「生業」と呼び、これから田んぼにするためのところを耕すような、今すぐにはお金にならないけど未来のためにしている作業を「仕事」と呼ぶみたい。

 

この仕事の章では、クリエイターとして好きなことで飯を喰っているお二人の仕事感が全面に出ているが、ビジネスマンも仕事とお金(金儲け)に対しての考え方はとても参考になる内容。

 

 

さいごに

ざっと目に付く箇所を紹介したが、まだまだ面白いところがたくさんある。

「お金とは?」「酒とタバコとは?」「喜怒哀楽とは?」「羞恥心と自尊心とは?」「親子とは?」「友情とは?」「社会貢献とは?」「病気とは?」など

 

ほぼ全章、最後はエロ話にもつれ込みながらのオチとなっている。

 

だけど全く問題ない。

真面目な話はよそに任せておけば良い。

この本にはありふれた啓発本とは違い、酸いも甘いも知り尽くした二人の金言が詰まっいる。

 

超真面目な自己啓発本も良いが、たまにはこういった本で違う角度から自分を見つめ直してみるのも良いではないだろうか。

 

周りになかなかカッコイイ大人が居ないと感じてる僕にとって、二人はトコトンふざけた、でもヤル時はヤル! デキる男だと尊敬する数少ない存在である。

 

子どもがまだ幼いのでこの本の内容を話しても、今は何の面白みもないが、、、

高校生ぐらいになったら酒でも呑みながら

 

「で、お前、彼女とはどうなの?」

 

とかなんとか言いながら一緒に笑える関係になれたら最高だなと思う。

 

何に対してでもイイ。

あれこれ悩んでる人は、是非読んでいただきたい超おすすめの一冊。

 

 

読んでいただいた方へ

ありがとうございます。

 

Kai Hajime

 

 

 

どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか

みうらじゅん,リリー・フランキー 扶桑社 2011-11-23
売り上げランキング : 32101
by ヨメレバ