Kai Hajimeのおすそわけ

子育てサラリーマンのInputとOutputをおすそわけ

瞑想にオススメの音楽・アンビエント 雑念が消え、頭の中がスッキリ無音状態へ

僕は二日酔いで死んでる時以外は、毎朝やっている習慣がある。

 

「瞑想」である。

 

以前は照明もつけずに朝の光だけ、そして無音でやっていた。

起きてすぐにパソコンを起ち上げ、音楽をかけたままトイレに行き、歯を磨き、コーヒーをいれる。

 

普段は一旦音を止めて床に座るのだが、先日たまたま音をつけたまま瞑想を始めた。

ボリュームは上がっているが、音が鳴っていることさえ気付かないほどの静寂だった。

 

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 瞑想中、音が鳴っていることに気がついた。

止めようかと思ったが、なんとも気持ちがイイのと、不思議と呼吸が脳に溶け込んでいくような感覚で全く気にならなくなった。

 

逆に雑念が消える。

聴いているようで、聴いていない。

いつの間にか頭の中はスッキリ無音の状態へ。

 

それからは音をつけたまま瞑想することにした。

 

デスクワークにもおすすめ

今回は僕のお気に入りの音楽を「おすそわけ」する。

全部で1時間40分くらいのミックスで、後半は少し盛り上がってくるが、10分程度の瞑想であれば問題ない。
 
大自然の中を漂っているような、また宇宙をさまよっているような環境音が続く。
(終盤ブレードランナーのトラックも収録されている)
 

気分にもよるが、最近はビートがあるトラックよりはアンビエントやチルの方が、デスクワークするのにあっている。

 

SoundCloudはアカウントが無くても聴けるので、是非一度聴いて欲しい。

 

soundcloud.com

 

以前、瞑想について書いた記事です。

kaihajime.hatenablog.com

 

 

読んでいただいた方へ

ありがとうございました。

 

Kai Hajime

思春期に読みたい! 淡くも切ない 残酷な「死」をテーマにしたおすすめ絵本

ここ最近になって長男(10)も次男(6)も「死」という言葉を彼らなりに意識するようになったようだ。

 

早いのか?遅いのか?

大人でさえわからない「死」という言葉の意味を、彼らがどんな風に受け止めているのかわからないが、せっかく気に止まったのなら何かを考える良い機会だと思い絵本をプレゼントした。

 

前回は「死ぬって何?」という次男の質問になんとか答えたく「わすれられない おくりもの」をプレゼントしたことを書いたが、今回は長男に「かないくん」をプレゼントしたことを「おすそわけ」したい。
 

kaihajime.hatenablog.com

 

なぜ「かないくん」なのか?

僕は糸井重里氏のファンである。

何気によく見る「ほぼ日」で「かないくん」が紹介されていたのを思い出したのでAmazonで購入。まあ、ただの気まぐれである。

 

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他にも「死」をテーマにした児童書はたくさんある。だけど「かないくん」を選んだ。

 

僕自身、子どもたちの絵本で谷川俊太郎氏の作品には触れることが多かったが、松本大洋氏はテレビで映画「ピンポン」をみたぐらい。「鉄コン筋クリート」も友達の家でパラパラめくる程度で、特に好きな作家でもなかった。

 

発売当時から「谷川俊太郎・作 松本大洋・絵」ということで巷で話題にもなっていたのと、以下のリンク「かないくんができるまで」を見て読んでみたくなった。

 

www.1101.com

 

詩人と漫画家が絵本「かないくん」へのそれぞれの想いを語る対談も奥が深い。

www.1101.com

 

さいごに

ネタばれのないよう簡潔にいうと、大人目線で谷川氏の抽象的な表現に、少し物足りなさを感じる。

もっと「死」というものを突っ込んで欲しかった、、、

 

 

しかし、小学生の長男には何か響くモノがあったようだ。

淡々と展開する話の中に登場人物の幼いゆえの「残酷さ」、過ぎていく時間の「無情さ」が飾り気のない少ない言葉で伝わってくる。
 

長男にとっては、難しい言葉や長い文章より、シンプルでストレートな表現の方が、はっきりとはわからない「死」の寂しや冷たさを感じることができたのではないだろうか。

 

絵が最高!

冒頭でも触れたが、僕は松本大洋は完全にノーマークだった。

この絵本は言葉が先にできた。その言葉に松本氏が絵をのせる作業。

「かないくんができるまで」にも書いてあるが、相当大変な作業だと思う。

 

「鉄コン筋クリート」のコミカルな画風と違い、淡く繊細な「日本画」のような絵が淡々とした話にリズムを生み出している。

 

表紙の赤いマフラーなど所々登場する、どこか懐かしい昭和の朱色がアクセントになっていて、本というより「一枚の絵」として家のどこかへ飾りたいくらいだ。

 

個人的にはアッサリとした内容で「死」とは何かを考える本ではなかった。

シンプルで淡い、温度の低い寂しい内容だが、思春期の中・高校生なんかには、「死」を当たり障りのない言葉で伝えようとする本よりは必ず響く。

 

絵本というよりは、谷川俊太郎の死に対する想いがにじみ出ている「詩」と言ったほうが良いかもしれない。
 

これから寒くなる冬に向け、あえてディープなところへ潜りたい方にはおすすめの一冊。

 

 

読んでいただいた方へ

ありがとうございました。

 

Kai Hajime

 

 

かないくん (ほぼにちの絵本)

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子どもに「死ぬって何?」と聞かれて答えられる? 子どもと一緒に読みたいおすすめの絵本

今回は特にこれといった理由はないが、ふと思い出したことを書いてみようと思う。

 

少し前に次男が「死ぬって何?」と僕に聞いてきた。

昨年、彼は5歳で祖母の死を経験している。
通夜、湯灌(ゆかん)、葬式、火葬場、骨上げ。
人が死んだら最後は灰になることは知っている。
 

死ぬって何?

今回の「死ぬって何?」という質問は今までの「何? なぜ?」とは何かが違った。

 

ただ「居なくなる」「消えて無くなる」といった答えが彼の知りたいことじゃなかった。その場で僕はうまく答えることが出来なかった。

 
死んだらどうなるのか?どこに行くのか?身体は消えても意識は残るのか?
 
僕もわからない。
 

永遠の謎

今回は死ぬということがどういうことなのかは知っていても、その後どうなるのか?
数え切れないほどの宗教や最先端の科学をもってしても未だに謎である「いつか訪れる死」について、子どもと一緒に考えるキッカケになった絵本を「おすそわけ」したい。

 

昨年は祖母、今年の春に友人を亡くした時は「死ぬって何?」という漠然とした疑問が悲しみと共に頭の中をさまよっていたが、いつの間にか忘れていた。
身近な存在の死でさえ、経験したその瞬間からしばらくは立ち直れないくらい打ちひしがれるが、寂しいことだがふと気づくと記憶は風化していく。
 

死んだらどうなるか?

 

また残された者はその死をどう受け止めるのか?

 

以下の本は子どもだけでなく、大人も深く考えさせれる内容である。

 

可愛らしい絵と、やわらかく温かみのある文章で、ルビもふってあるので6歳でも充分楽しめる。
 

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しかし、読んだからといって「死」を理解したわけではなさそうである。

絵が気にいったのか? 疑問を解決したいのか?
一緒に読んだ後も、何度か自分で読んでいたが、毎回首をかしげている。
無理もない。大人でも「死」を理解することは難しい。
 

死は怖いものなのか?

僕は死ぬのが怖い。
ただ、「恐怖」という言葉は適当ではない気がするし、「不安」という言葉も少し違う。自身40を越えた今でも「死」とは何かさっぱりわからない。
 
怖いというより、単純に「嫌」なのだ。
今死ぬのは「無念」という言葉の他見当たらない。
これからやりたいことが山ほどあるし、残す家族を考えると辛い。
子どもの成長をずっと見守りたいという気持ちでいっぱいだ。
 

さいごに

「わすれられない おくりもの」は児童書なので、「恐怖」「不安」という内容では「死」には触れていない。
 
大切な人が居なくなる、ということがどんなことなのか?
死を迎える本人より、残された者たちへのメッセージに物語がフォーカスされている。
 
6歳には少し難しかったかなと思ったが、彼なりに「死ぬって何?」を考えたと思う。
 
先日長男も読んでいた。
小学生には少々絵が幼稚かもしれないが、内容が「死」をテーマに書かれているため、少し大人っぽくなりつつある3・4年生あたりにも充分響く。
 
後日、長男には「かないくん」をプレゼントした。
これについては近日中に書きたいと思う。
 
「わすれられない おくりもの」
悲しい話だが温かい気持ちになる。
読書の秋に、子ども一緒に是非読んで欲しいおすすめの一冊!
 
 
読んでいただいた方へ
ありがとうございました。
 
Kai Hajime
 
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激短時間でHTML5 & CSS3をマスター! 初心者のための最新プログラミング・オンラインスクール5選

どうもKai Hajimeです。

今回は来年の3月の転職に向けての作戦について、備忘録も兼ねて書いてみよう思う。

最新のオンラインスクールのリストが見たい方は、序盤は飛ばして読んでいただきたい。

 

  • 業界未経験でWebディレクターになる
    • 「HTML5 & CSS3」を学ぶ理由
    • わざわざお金を払ってまでオンラインスクールで学ぶ理由
    • 一番の理由は?
  • 厳選!最新オンラインスクール5校
  • 紙媒体からwebへ
    • Webディレクターに求められること
      • Webでは納品後のサービスこそ本丸
      • 営業職的仕事が今より増えそう
  • さいごに

 

業界未経験でWebディレクターになる

これが今の僕の目標である。

なぜデザイナーではなく、ディレクターなのか?

それは単純に経験豊富なデザイナーたちと肩を並べて働くには年齢的に厳しいと思うからだ。不可能ではないが、もっと自分の強みを生かした働き方があると考えている。

 

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HTML & CSS3」を学ぶ理由

ズバリ! 人は「商品の事を理解していない人からモノは買わない」

 僕はWebのことがわからないディレクターにはなりたくないと思っている。

デザイナーであれディレクターであれ、いずれにせよWeb業界で働くには「HTML5 & CSS3」必須である。

 

飲食店で料理の材料、調理方法を聞かれて答えられない料理人を信用できるだろうか?

 

自社のサービスをしっかり説明できる人でなければ、仕事を任されることもないだろう。

最低限の知識がないと仕事にならない。ましてや40を超えた未経験のオッさんを誰が信用するのか?

だから「HTML & CSS3」を勉強した。

 

kaihajime.hatenablog.com

 

わざわざお金を払ってまでオンラインスクールで学ぶ理由

独学では限界がある。

ムラのあるスキルをより確実なものにして、マーケティングや企画力、プランニングなど、現場でしか学ぶことができない環境に早く飛び込みたいと考えている。

 

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デザインに関わる人はデザインという言葉をデザインし直してみよう!

今回「おすそわけ」するのは「デザイン」について。

街なか、職場、学校、駅や公共施設に家の中まで、デザインから逃れられないくらいどこもかしこもデザインで溢れている。

ちょっとした会話でも「あのデザインイケてるよね!?」など

日頃何気なく使っているデザインという言葉。

デザイナーのはしくれである僕がその言葉を考える時、必ず一人の人物が頭をよぎる。

 

ポール・ランド

彼はグラフィックデザイナーの巨匠である。

グラフィックデザインを学んできた人なら必ず一度は目にしている、IBMのロゴマークをデザインした人だ。コーポレートアイデンティティ、いわゆるCIデザインの代表作だ。

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ポール・ランド - Wikipedia

 

そんな彼の著書「ポール・ランド、デザインの授業」を最近読み直してみた。

仕事柄当たり前に使っている言葉だが、デザインという言葉をデザインし直してみようと思いブログに書いてみた。

 

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